私の長所は推しで出来ている

今日友達に「人の幸せを凄い喜ぶよね」と言われたんですよ。

ここだけ聴くと、私ってめちゃめちゃ良い人じゃない？って思ったんですが、よくよく考えてみなくても、これってきっと推しが教えてくれたんだよなぁと思ったので、つらつら書いていこうと思います。

まずなんで私がそんな事を言われたかというと、『翌日には旅行に出かけてしまう彼氏さんがいる友達と彼氏さんがバイトしているカフェに行ってご飯を食べていたら、彼氏さんが休憩時間(たったの15分！)の間だけ私達の席に来た時の友達の喜びようが凄かったから、私は思わず用も足さないのにトイレに行ってしまった』という話と、『卒業式の日に、A先輩が想いを寄せていた(であろう)B先輩の袴姿の写真を撮らせて欲しいと頼んでいて、A先輩の勇気に感動した私がA先輩とB先輩のツーショットを撮る様に流れを変えて、A先輩とB先輩のツーショットを連写した』という話をした時に、私が自分で話しながら胸をときめかせて、大興奮オタク特有の早口ノンブレストークをしたんです。

友達に「声が大きいよ」と注意されながら、初めの様な事を言われまして……

でも推しに例えて考えてみてください。

推しに会いたいのに、イベントが無くて会えないのは辛くないですか？そんな時にイベントがあったら、無理してでも会って幸せになりたいですよね？しかも時間もお金もある時に、イベント会場が近場だったら、行かない理由が逆に無くないですか？

推しが活動している間に、Twitterで呟いたり、手紙を送って応援している気持ちを伝えたいじゃないですか？

これは人によるかもしれませんが、お金を払ってでも推しとツーショット撮りたいですよね？そのツーショットを撮り終わった後に何度も写真を見て「綺麗だなぁ」と思いを馳せたり、「ほんとうに撮れて良かったなぁ」と余韻に浸りたいですよね？

そういう事なんですよ。

私って恋愛経験がマジで無いんですけど、限界オタクをしていたら、恋人や好きな人がいる人が『どうしたいか･どうするべきか』が凄いわかるようになったんですよ……。

だって好きな人を前にした人の笑顔って、見た事無い位素敵な表情になるんですよ……絶対自分がどんなに喜ばせても見れないだろうなって笑顔なんです。

私だって推しに会えた時はﾆﾁｬﾆﾁｬｵﾀｸｽﾏｲﾙするし、推しがセンターで歌おうものなら悲鳴に近い黄色い声をあげますよ。

でも推しにはそんな機会があったらお金を払ってイベントに参加するしか方法が無いし、そもそもイベントが無ければ、どんなに自分が望んでいてもそういう事が出来ないんです。

でも、恋人は違う。お互いが想い合っているのだから、嫌な思いさえさせなければ、基本的に何をしてくれても嬉しいものじゃないですか。

同じ学校の先輩だってそう。しかも卒業式なんて大イベント。相当相手に嫌われてさえいなければ、男女構わず写真を撮ってくれるじゃないですか！

ただ、ちょっと恥ずかしかったり、照れくさくて勇気が出ないだけで、叶うはずの事が叶わないんです。

勿体なさすぎると思いますよね？？？

こんなにコスパが良いイベントなんてねぇぞ……参加条件は勇気と行動力だけですよ……？

しかもわかってくれる第三者が背中を押せば簡単に出てくるものだなんて分かったら、そりゃアシストめちゃめちゃしませんか？

いやぁこんなに私を人の気持ちがわかる人間にしてくれてありがとうございます……私の推し……。

推しを応援する事は、周りの人に理解をされない事も多々あると思うのですが、気付かぬうちに人間性を育ててくれるものなんですよ。

良すぎか？推し活？？？

私は推しに出来る最大の恩返しは、手紙を送っては応援メッセージを届けたり、イベントに参加する事もそうですが、何よりも自分の人生を推しに出会う前よりも良いものにする事だと思うんです。

推し活とは少し脱線するんですが、私は絵師さんの素敵絵や、推しの良いなと思った事を全部書くくらい長文で超細かく書くんですよ。

だって相手は私の事を知らなくても、言葉を届けるだけで、相手は喜んでくれるし、活動を続けてくれるじゃないですか。

それをし続けているからか、友達の良い所や、自分が良いと思った後輩の行動を、あまりにも余計で自意識過剰な気遣いをせずに、シンプルに「いいね」と相手に伝えれる様になったんです。

細かく細かく言うので、「嬉しいけどさぁ、恥ずかしいんだよ！」と言われる様になりました。

マジでオタク活動って人間性を高める事が出来るし日常生活にいかせるんだなと。

これからも誇りを持って推し活やオタク活動をして、自分の人生に還元していこうと思いました！